緩和ケア 萬田診療所

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新型コロナウイルス問題への私見 part 11 6/24投稿

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自粛解除で一時ホッとしたが、、、、なんで風邪でこんなパンデミックになるのだろうか、、、、なんのデータもエビデンスもない、単なる私見ですが引き続き公表する。

 皆さん何が怖くてマスクしてるのですか?自分が感染したら自分の属する組織に迷惑かかるからだ。操業停止になるからだ。操業停止にするのは国をはじめとする行政だ。行政が制限する理由はTVマスコミが騒ぐからだ。TVは視聴率を稼ぐために騒ぐ。それはTVが正しいと誤解している皆さんのおかげだ。国民は自分で自分の首を絞めているのではないか。

 TVは国民のために正しい情報を流すものではなく、スポンサーの広告を見てもらうためのもの。そのための番組を作る。全ての番組は広告を見させるための物だ。視聴率が上がればいい仕事をしたことになる。日本人はTVは正しい情報を伝えるものと勘違いしている。自粛警察を仕切っているのはTVマスコミ警視庁だ。ネタになりそうならなんでも噛みつく。「国民に謝罪しろ」と記者会見を要求する権利があるらしい。

 TVしか見ない人は多い。特に高齢者に多い。情報は全てTVから得る。コロナを怖がってくれれば視聴率稼ぎに加担してくれる支援者だ。ほぼTV脳=コロナ脳だ。高齢者の投票率は高いのでTVに出ていれば政治家は当選する。選挙活動すら必要ない。だから政治家はTVにこび、高齢者を支援する。視聴率を稼ぐ芸能人、政治家ほどスキャンダル等で吊し上げれば更に視聴率が取れる。うまくTVを利用し、こびれば毎日出演出来る。選挙なんて楽勝だ。
 一方、TV見ない若者は騙されないのでコロナは怖くない。もっと情報が入るから。しかし風邪に感染するとTV警察に責められる。投票率低いので政治家には舐められる。コロナ脳にはこう言われる。
「我々は仕事をしなくても生きる権利がある。収入が保証されるべき。借金のつけは投票しないあんたがたが後々背負いなさい」
しょうがない面もある。

 マスコミの皆様。癌で死んじゃダメ。インフルで死んじゃダメ、コロナで死んじゃダメ。一人暮らしで死んでもダメ。施設で死んでもダメ。一体どんな病名(状態)なら許して貰えるのでしょうか。「死」はテレビ脳(TVしか見ない人)にとっては最も嫌な事。だから視聴率が取れるおいしいネタだ。「コロナは死ぬぞ〜」TVに取っては、かなり美味いネタなのだろう。

 「元気そうに見える人は死なない」と言う幻想を抱く死生観の浅い日本人にとっては、
志村けんさんが亡くなった事は国民を恐怖におとしいれた。確率論を理解出来ない国民とあわせて9割以上。コロナを感情で怖がる日本人。
 ちなみに芸能人って何人いるのだろう。仮に1万人とすれば死亡率は1万分の1。統計学的には「死亡率」にもならない「誤差」の範囲だが、、、、怖いのだ。しょうがない。

 高齢者施設では面会謝絶が続いている。窓ガラスを介して面会している。見ていると涙が出る。刑務所みたいだ。そこまでして感染予防、、死なないようにしている。ここまでしているから日本は高齢者の死者数が少なかったのだ。人権よりも死なさない事が優先される。施設がひどいのではない。みなさんの崇拝するTV警察に逮捕されないためなのだ。
 コロナ騒ぎで高齢者が隔離されていることにより、心も体も弱っている。面会もできないのだから刑務所暮らしよりひどいかも。こうして近年の高齢者の延命傾向がさらにエスカレートしているのが現状だ。刑務所に入れてでも親を長生きさせたいようだ。

  一般市民は自粛が解除されホッとしている。高齢者施設はまだまだ緊張が続いている。亡くなりそうな高齢者がたまっているのも、いつか大量に死者が出るのも施設スタッフは承知している。しかし自分の施設が一番になるとまずい。意識している相手はマスコミだ。あちこちの施設で死者が出れば、自分の施設が責められる事はない。そこまで踏ん張らざるを得ない。施設の頑張りの差が各国の死亡率の差になっていると思う。その頑張りの差は各国の死生観、医療依存度、マスコミ警察力、施設スタッフと入居者の関係、などによる違いだろう。

 死亡者数が減っている? 収束なんかしてない。日本は世界一の延命至上国。亡くなりそうな人のほとんどが施設にいる。例年のインフルエンザ感染予防を何年もやってるんだから入居者の感染予防は慣れてる。だから死亡者も世界一少ない。でもどこかで施設の頑張りの限界はくる。今年かと思ったらまた来年にキャリーオーバーされた。来年は高齢者の死亡者数は多いだろうな。原因が来年のコロナかインフルか誤嚥性肺炎か餅窒息かは、わからないが。

 日本では年間の死亡者は不慮の事故4万人 を除くと約130万人。つまり余命1年以内の人が常に130万人いるということだ。そしてコロナで亡くなる人の大半がここだ。世界中同じだ。亡くなる予定だった人の死因を「コロナ」としているだけだ。コロナがなくても130万人亡くなるのだ。最終死因を何にするかの違いなのだ。だから今年大勢亡くなっても、数年単位で見れば総死亡数は変わらない。今年の死亡者が減らせても数年単位で見れば総死亡数は変わらない。目先の死亡者数で評価すべきではない。

 医療崩壊させないための医療崩壊政策が続いている。目先の死亡者数を減らす政策だ。医療崩壊した方がいいという考えもある。#医療崩壊#夕張市#森田洋之医師 の主張が有名だ。医療崩壊した方が、余計な延命治療がなくなるので、死者が多くなるのではなく、むしろ健康寿命が長くなり、余分な延命治療が少なくなり、町は幸せになる、、、という論理。私もアプローチの仕方は違うが同じ考えだ。

 「コロナになると病院で呼吸器をつけて苦しんで亡くなる」のが怖いという高齢者が多い。呼吸が苦しい人を苦しくないようにする緩和治療はある。でも大抵、このまま諦めたくない家族と医師が治療方針を決めるので、緩和治療にはならない。最後まで頑張らされる結果になる。最後の最後まで頑張らされれば辛い。これがコロナだけでなく癌でも「死は辛くて苦しい」とされている理由の一つだ。

 「コロナはただの風邪」と考える病院現場医師は多い。勿論、多忙な治療の最前線にいる医師はSNSで発信チャンネルなんて持たない(必要ない)。病院の名前背負って「コロナはただの風邪」なんてとてもじゃないけど言えない。「ブルーインパルス飛ばして医療者リスペクトされるより、早く指定感染症外して欲しい」と小さく叫んでいる。

 風邪ウイルスは毎年変異しながら新型になってやってくる。それに感染しながら若者は免疫を獲得し、高齢者は亡くなっていく。ここ10年その仕組みから逃げ出した日本人。感染しないように予防、ワクチン、抗ウイルス薬に手を出した。そろそろ逃げ切れなくなってるのが今年か来年だ、、、と思っていたら、今年も逃げ切ったようだ。スウェーデンとブラジルは逃げなかった。アメリカは逃げきれなかった。それが悪かったのか? 全ての答えは数年後〜十年後にでる。目先の死亡数でなく、先を読もう。せめて数年後を見ようよ!日本は「本日の感染者数」を見ている(涙)。

 今日どうやって生きるかも大事だが、先の事、数年後、十年後を考えようよ。勉強も健康も仕事も数十年先の事を考えてみんなしているはずだ。今日の事だけでいいのならその日暮らし、、ダンボール生活者だ。毎日「本日の感染者数」をカウントしている東京都は先のことが読めないダンボールの街なのか!

 毎年何種類もの新型風邪ウイルスが流行る。去年の新型にかかってない人には去年の2波が来る。一昨年の新型にかかってない人は一昨年の新型の3波が来る。数年かけて一通り感染するとその型の流行りは落ち着く。ウイルスに感染しないことを目標としているのか? 感染しないと嬉しいか? どっちにしろ次の新型がどんどん来る。皆さんは今まで毎年何種類ものウイルスに感染してきたはず。気づいていないだけで。永久に鎖国経済封鎖自己隔離しないとウイルスからは逃げ切れない。
 来年の冬も数ある新型風邪ウイルスのどれかの遺伝子配列が判明して、殺人ウイルスとしてTVが騒ぎ、行政が反応して、経済封鎖になり、、、そんなの続けられるわけないのに。数年経てば気がつくのかな。その頃には、、、高齢者の死を受け入れられない代償は、若い世代の経済崩壊と健康崩壊となっている。取り戻せないだろう。余命数年の政治家達には「そんなの関係ない!」。60歳以上の政治家なんかに投票すんなよ(涙)。

 コロナのワクチンを接種するようになったら、接種義務になったら、、、風邪すら自分で治せない体になってしまう。風邪で死んでいく人の寿命を少し伸ばすために、余命数十年以上ある人の寿命を縮める事になる。風邪をひいて治る。これは生きていくための最低ラインの関門だ。この門をくぐれない人は亡くなる。くぐった人は強くなって生きる。それでいいのだ。
 リスクが高いが死にたくなく、自分で逃げられる人がウイルスから逃げればいい。残りの人生一生マスクして、自己隔離して、ワクチン打って、抗ウイルス薬使って。やりたいだけやればいい。ただし、、自己負担で逃げよう。

 風邪の疫学はこれほどまでに研究されたことはなかった。この騒ぎは世界初の風邪の大規模疫学調査だ。今まで正確に「◯◯ウイルスによる風邪」なんてDNA診断出来なかったらから。そりゃあ新しい発見がたくさんあるだろう。どうやって広がり、潜伏期間、様々な症状、死亡率、重症化率、診断方法、、、様々なデータが取られた。国を挙げて、経済損失無視、子供達を犠牲にして国費で研究出来た専門家は論文書けて嬉しいだろうな。そして正確な死亡率もそのうち出るだろう。
それを普段は風邪の患者を診ない専門家やらと、風邪を知らない一般市民は「未知のウイルス」として恐れる。

 医者に見て貰えば治る(医療に頼れば死なない)と思ってる人、病気は薬で治ると思っている人、そして医療で人を救いたい(死なないように出来る)と思ってる医師にとっては、「風邪で死んじゃう」「風邪を治せない」はかなりショックだと思う。事実を受け止められない。恐怖パニックになるのはしょうがないだろう。
 実は病院にいれば、若い人でも原因不明であれよあれよという間に亡くなっていくことを時々経験する。多くはないが不思議なことでは無い。元気そうでも亡くなるちょっと前の人がいるのだ。心筋梗塞、不整脈、脳出血、血液疾患、腎疾患、膠原病、、原因不明の病態で、、、、死の一歩手前の人が必ずいるのだ。気がつかないだけで。そういう人が何かをきっかけに亡くなるのだ。それが怪我かストレスか下痢か風邪か。若いから、元気そうだから死ぬはずない、、は単なる幻想なのだ。
 今までは風邪から発症して、血栓症になり、原因不明の病態を経て死んでも騒がれなかったが、今年は遺伝子検査で診断出来るので、コロナに結びつけて騒がれているだけだ。「未知の殺人ウイルス」ではない。騒いでいるマスコミ、なんでも知っていると過信していた医師、マスコミに踊らされている国民が単に知らなかっただけだ。

 今後も例年通り何種類もの新型風邪ウイルスが出現する。それを避けるにはロックダウン、鎖国、通年マスクすれば防げる事がわかった。今後はどうしましょうか? 今年はインフルとコロナから逃げられたようですが。まさか、、毎年これを繰り返し、働かさせず、遊ばせず、勉強させず、借金で生きていくのが「新しい生活様式」なんですか? 働かない。税金はいらない。働かないでも国民の生活を保証します、、、なんてあり得ない事になんでコロナ脳の方々は気づかないのだろう。しょうがない。それが大多数だから正しいのだ。

  2021.04.04