緩和ケア 萬田診療所

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新型コロナウイルス問題への萬田の私見 part 1

私は在宅緩和ケア医。死から逆算してより良く生きる事を手伝うニッチな医療をしています。 TV、SNSで聴く「死なせない医療」の医師達の考え(これが普通)とは全く違います。
そんな感染症の専門家とは真逆(抗生剤を日本一使わない医師かも)の人間の私見です。
「ただの風邪だから大丈夫」ではなく、「ただの風邪で死ぬようだったら、そのくらい自分が弱ってるんだからあきらめよう」という主張です。勿論自分も、自分の家族も。

  いろんな風邪ウイルスがあり、年々動物や人への感染を介して遺伝子変化して、常に新型ウイルスとなっている。全ての風邪は「新型◯◯ウイルス」なのだ。だから風邪はこの世からなくならない。ウイルスのDNA配列が迅速に調べられるようになっただけ。これからも毎年多数の新型風邪ウイルスが来る。

 

  いろんな風邪ウイルスがある。名前なんていちいちつけてられない程ある。症状の殆ど出ない風邪もあれは、下痢をするウイルスも風邪に含めるのかな。その辺、風邪の定義がしっかりしてないのでなんとも言えない。その中で最も症状が重いのがインフルだ。治るものだから風邪の専門家はいない。

 

  一度罹患して抗体があれは勿論感染しなかったり、感染しても症状があまり出ない。風邪をひかないという人も、症状が軽いから気がつかないのだろう。体調の悪さを感じる人もいる。風邪ひいてるのだろう。症状は体の状態による影響の方が大きい。体が弱ければ重症になる。ウイルスが悪いんじゃない。

 

  風邪とは数日で自分の力で治る上気道炎だ。治らなきゃ風邪じゃない。風邪が長引くことはない。肺炎になったらもはや風邪のせいではなく、体が弱っているせい。恐ろしい風邪ウイルスなんてそもそもない。コロナちゃんは一般的な風邪ウイルス。あなたも多分、何度も新型コロナウイルスに感染している。今年のコロナちゃんはいつもより強いかもしれない。例年並みなのかもしれない。初発が派手に確認されただけなのかもしれない。武漢が初発とも限らない。

 

  じゃあ、免疫力を上げる!と皆さん言うが、免疫力は生まれ持ったもので体のシステムの一部だ。、食事や頑張りで変わるものではない。検査すれば全部わかるものでもない。自分の免疫状態を落とすことは出来るかもしれないが、上げることなんか出来ない。どんなに頑張っても顔が美しくなるわけではない。

 

  コロナウイルスは子供達が大抵罹患している普通の風邪ウイルスだ。それも毎年新型。子供は抗体を持ってるから罹患しても軽症だ。抗体が弱ってる昔感染した人や、風邪をひかないように頑張ってた人は抗体を持ってないから罹患したら症状が出る。罹患した時に体が弱っていればコロナでなくとも重篤になる

 

  一度感染してあれば抗体が出来るので新型に感染しても軽く済む。「風邪をひかない人」は感染するが症状が軽いので気がつかないだけ。みんないろんな風邪ウイルスに常に感染している。逃げられないし、逃げる必要もないし、逃げちゃいけない。風邪で死ぬ=弱っている人は早晩死ぬ運命なのだ。

 

  手洗いうがい、マスクをしてコロナウイルスから逃れられたら幸せか。ウイルスは年々変化しているから、必ず新型は現れる。逃げきれない。免疫状態が低い時、、、治療中や、体が弱ってる時に罹患する。その時は抗体を持ってないので死ぬだろう。いや、そういう人たちがコロナで亡くなってるのかも。

 

  専門家はMERSやSARSを封じ込めた(さてどうかな)経験から今回も封じ込め作戦に出た。「死ぬぞ」「注意しろ」「封鎖しろ」「予防しろ」と声を上げ、結果パンデミックを引き起こしてる。今まで風邪の検査はなかった。風邪がきっかけで肺炎になって死ぬ人は年間何十万人もいたが検査されてないだけだ。死因が何なら許されるのですか?

 

  風邪で人が亡くなる。それが普通の事で、自然の摂理。防げるわけないのに、医療は勝てない風邪菌に挑戦しようとしているだけなのでは。そして医療の力が足りないことをごまかすために「風邪ちゃん」に「新型ウイルス」と恐ろしい名前をつけて騒いでいるだけのように見える。

 

  風邪で死にたくなかったら、もらえる風邪はもらっておこう。手洗いうがいは目先の風邪から逃げてるだけではないだろうか。風邪から逃げたら風邪で死ぬだろう。風邪をひいて熱を出して体をリセットして抗体を作って生き抜こう。インフルエンザから逃げまくって、もっと弱いコロナで死ぬのでは情けない。

 

  新型コロナウイルスもどんどん変化している。武漢のウイルスと日本に入ってきたウイルスも少しずつ変化している。だから死亡率も違う。恐らく日本で既にかなりの人が新型コロナウイルスに罹患していると思う。コンサートやサウナや船だと追跡調査が出来ただけ。風邪なんだからとっくに広まってる。

 

 医師の使命は「人を死なせたくない」「人の命を救いたい」。でも必ず人は死ぬ。日本では一日4000人の人が死ぬ。それを減らす事は不可能、あり得ない。それでも医師は「死なないように」を目的としている。結果的には各専門家の専門分野の死亡率の押し付けあいになってるだけ。死から逆算して生きようよ

 

 「専門家」になればなるほど自分の専門分野の死亡率を減らしたい。減らしても総死亡数はかわらないのには気づかない。専門家だから。今回の新型だけ封じ込めれば満足なのだ。次の新型も次も永久に来るから、、、いつ気がつくのかな。毎年冬は休校外出仕事禁止では、、、全てが破綻するだろう。

 

 風邪で亡くなる人は早晩亡くなる。その延命と言う正義のために日本経済が危機に。なんだろう。数千億円かけても救われた数百人、数千人は数年以内に亡くなるだろう。死にたくない人は家から出なければいい。死んだらしょうがないと思える人は今までの日本人の役割をしよう。日常生活をしよう。

 

 今回のコロナウイルスでは感染症の専門家の意見が重視された。彼らは日本の経済や、今後のことなんか関係ない。「今回の」コロナウイルスでの死亡率を減らしたいという専門家の意向と、視聴率が稼げればいいというマスコミの意向に、政治家も影響され日本の意向になった。政治家は国全体をみてくれ!

 

 死にそうな人で死にたくない人はワクチンに頼ればいい。元気なうちは自分で感染して、高熱をだして、(癌細胞殺して)、体をリセットして、長持ちする抗体をゲットして、強く生きよう! 目先のインフルやコロナからワクチンで逃げても絶対逃げきれない。それこそ風邪で死ぬ時代がきちゃう。

 

 感染者を隔離しろ!、、、といくら隔離しても、いくら早期から隔離しても人間より強いウイルスをコントロールするなんぞ無理。現在、日本で経済破綻をかけての全国規模の「風邪の疫学調査」をやっている。そして来年には完全解明される。「風邪の蔓延を防ぐのは不可能」だって。

 

 風邪にかかりたくないなら宇宙服を着て生活すればいい。風邪を引きたくない人のために、風邪で高齢者を死なせたくない専門家のために、一発当てたい議員のために、TVコメンテーターのために、国費を使って、「風邪ひいてもいい」って言う我々が拘束されなきゃならないのだろうか。

 

 1%の死亡率を怖い人もいれば、怖くない人もいる。怖い人、死にたくない人は人と接しなければいい。働かなきゃいい。遊びにいかなければいい。国の責任にし国に補償させるのもどうだろう。感染してもいいと言う人の生活や仕事を制限するのが正義だと勘違いしないで欲しい。

 

 施設や病院にいる家族をウイルスから守りたかったら隔離料金を払ってお願いしよう。高額な隔離料を払おう。贅沢するにはお金を払わなきゃならないはずだ。国に払わせるのはどうかな。交通事故に会いたくないから仕事にいけないから国に生活費を払え、、はおかしいだろ。

 

 のままだと世界経済が破綻する。最初の感染国になって非難されるのを怖がるより、世界初の「ただの風邪宣言」をして、普通の生活に戻そう。めでたくオリンピックを成功させた凄い国を狙った方がいいかな。リスクはあるけどそこが政治家の腕のみせどころだ。

「世界経済を救え! 頑張れ日本の政治家! 頑張れニッポン!」

 

  2020.03.07